ONZAKI-MIRAI

鳴瀬の後輩、聖グレゴリア魔術学園の現生徒会長。
傀儡使い系の魔法使いである為、ゲーム上では物理系に分類される。

実家は『墓の街(グレイヴタウン)』を治める御崎家で、長く続くネクロマンサーの家系。
長男『墓守』壱目(ハジメ)、次男『請負屋』弐野(ナカノ)、
そして三男『棺桶屋』参礼(ミライ)の三兄弟で代々家と街を守っている。

墓の街は此の世と彼の世の境界上にある、霧の立ち込めた曖昧な街である。
数年に一度、この街は山を越えた場所に存在する『天の街(ヘヴンズタウン)』と戦争を行う。
この戦争は伝統行事のようなものだが、戦う時はガチ。
双方甚大な被害を受けつつ永遠に決着がつく事はない。

墓の街の主戦力は壱目の指揮する死者の軍勢。
彼等は生前、弐野に『人の力ではどうにもならない事をどうにかして貰った』人間たち。
死後は参礼の作った特殊な棺桶に入り、
戦時に目覚めその棺桶を変形させて、武装マミーとして戦う。
一方、天の街には統率者はおらず、
戦力は『天国の存在を信じ、到達する事が出来ると信じて死んだ』人間の成れの果て。
彼らは自らを天使と呼び、墓の街を地獄であるとして敵視している。

勿論、実質的にはどちらもただの死者であり差異はない。

参礼の仕事は二つ名の示す通り棺桶を作る事。
古来より伝わる棺桶の製法では近代風になりつつある戦争には不利である為
彼オリジナルのギミックを仕込んだ新しい棺桶の作成に挑戦している。
魔術学園に入学したのはそのギミック作成に必要な錬金術を学ぶ為だったのだが
鳴瀬の悪戯心で次代生徒会長に指名された上、本物の生徒会長徽章が隠されてしまい、
実戦授業を利用してクレス島全土を巡るはめになった。
徽章がなければ次の生徒会長を指名出来ず、卒業する事も出来ない。

戦闘時に彼をサポートするのは試作棺桶に入ったマミー三体と新兵器の傀儡。
マミーは格闘系幼女、鎌装備火力系青年、逃げ足だけが取り得の長剣青年。
全員ガスマスクを被り、稼働要用のパイプで肉体を維持、特殊装甲で白兵戦に望む。
傀儡は右腕がガトリングガン(弾は体内に収納)、目がレーダーになった球体関節人形。
腕と付属パーツを取り替える事でマシンガンも扱える。
因みに幼女マミーと傀儡はモノアイ。

御崎本人の戦闘能力はほぼゼロだが、
これら四体を背後から操る事によりPTの壁兼火力として努力しているつもり。
自身が使用可能な攻撃魔法はネクロマンサー特有の技『アシッドストーム』程度。
天敵は鳴瀬玲人。

年齢 : 17歳 / 性別 : 男 / 身長 : 172.0cm / 体重 : 54.2kg